

12月は街の光に心が浮き立つ季節ですね。
日本でも年末イベントとして定着しているクリスマス!!!
世界に目を向けると
不思議で心が温まる“物語”がたくさん伝えられています。
今日は、そんな 世界のクリスマス逸話を
旅するようにご紹介しますね。
ちょっとした小噺として覚えておくと
誰かに話したくなるかもしれませんよ!!!
🎅 アメリカ:サンタの服はなぜ赤い?
昔のサンタは緑色や茶色など、姿はバラバラでした。
今の“赤いコートに白いモコモコ”のイメージは、1930年代の広告で描かれた優しいおじいさん像が世界中に広まったからと言われています。
サンタの姿も、時代とともに育ってきた文化なんですね。
🎄 ドイツ:クリスマスツリーの始まり
ツリーの発祥はドイツ。
16世紀、宗教改革者マルティン・ルターが星空の美しさに感動し、
“その光を家族にも見せたい” と木にろうそくを飾ったという逸話が残っています。
星を家に持ち帰る──なんてロマンチックなのでしょう。
👠 オランダ:シンタクラースと靴の贈り物
サンタクロースの源流とされるのが、オランダの シンタクラース。
12月5日の夜、白馬に乗って子どもたちを訪ねます。
暖炉の前に靴を置くと、お菓子を入れてくれるという習慣はここから生まれました。
靴下にプレゼントを入れる文化のルーツのひとつですね。
🧙 イタリア:魔女ラ・ベファーナの贈り物
イタリアの贈り物はクリスマス当日ではなく、1月6日の「公現祭」。
届けてくれるのは“魔女”ラ・ベファーナ。
三博士を助けようとして果たせなかった彼女は、今も世界の子どもに贈り物を届け続けている──
そんな切ないのに優しい物語が残っています。
🧦 イギリス:ストッキングに金貨の伝説
貧しい三姉妹のために、聖ニコラウスが
暖炉に干してあった靴下へそっと金貨を投げ入れた──
この話が、今の「クリスマスストッキング」の由来になったと言われています。
“誰かのためにそっと尽くす”精神が、クリスマスの温かさそのものですね。
❄️ 北欧:小さなおじいさんトムテ
スウェーデンの森には「トムテ」という小人が住むと信じられています。
家を守る精霊で、クリスマスにはお粥を出すと家族を守ってくれるのだとか。
日本の座敷わらしにもどこか通じる優しい存在です。
🌟 クリスマスの物語は、世界の“願い”のかたち
どの物語にも共通しているのは、
“子どもたちへの祈り”
“誰かを思うあたたかい気持ち”
です。
文化は違っても、
優しさを贈り合う気持ちは、国境を越えて受け継がれているのですね。